マグせんべい

どうも、こんばんは。

ゲリラ豪雨で大変なことになっている今日ですが、

とっても残念なニュース、訃報です。


俳優の中嶋しゅうさんが７月６日にお亡くなりになりました。




しかも、死因が
舞台「アザー・デザート・シティーズ」の上演中に舞台から転落したことで
頭を強く打ったからだそうです。


なんて言っていいのかわからないですが
突然の事故ってことですね。

中嶋さんといえば、演技派の名脇役です。
残念な方がお亡くなりになりました。

ここに哀悼の意を込めて中嶋しゅうさんについて調べてみたいと思います。

中嶋しゅうさんのwiki風プロフィールと経歴

名前　　　　：　中嶋しゅう
生年月日　　：　１９４８年４月１８日（６９歳）
出身地　　　：　東京都
身長・体重　：　１７２cm・６２Kg
スリーサイズ：　B89cm W76cm H91cm
特技　　　　：　乗馬・野球・スキー

舞台映えする目鼻立ちのはっきりした俳優さんですね。

若い頃はかなりのイケメンだったようです。
もちろん今も素敵な方ですよね。
ナイスミドルって感じです。

１９７７年の２９歳の時に
「劇団NLT」に入団しています。

「劇団NLT」は
文学座を退座した青野平義さん、三島由紀夫さんなどが
１９６４年に結成した「グループNLT」が母体となっていて
現在でも多くの俳優さんが所属しています。

中嶋さんは４１歳の１９８９年に脱退しています。






代表出演作品

【映画】
１９８０年　『影武者』　黒澤明監督作品
１９９０年　『夢』　黒澤明監督作品
１９９３年　『まあだだよ』　黒澤明監督作品　
２０１３年　『47ronin』　堀部役
２０１５年　『日本の一番長い日』　東条英機役

【舞台】
１９８３年　『ニュールンベルク裁判』
２００８年　『キーン』
２００９年　『ヘンリー六世』
２０１０年　『今は亡きヘンリーモス』
　　　　　　『BLUE／ORANGE』
２０１３年　『おそるべき親たち』
２０１６年　『ETERNAL CHIKAMATSU』
　　　　　　『あわれ彼女は娼婦』
２０１７年　『炎アンサンディ』

【テレビ】
１９８８年　NHK大河ドラマ『武田信玄』　平手汎秀（ひらて ひろひで）役
２０１３年　フジテレビ『金田一少年と明智小五郎』　


舞台や映画を中心に活躍していました。

また、ナレーターやCMにも出演していて
活動の幅の広い役者さんなんですね。


柔軟自在な演技力と
個性的な人間性で評価は高く

２０１０年には紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞しています。

中嶋しゅうさん死亡した舞台について

この舞台は 『アザー・デザート・シティーズ』というタイトルの舞台で、

寺島しのぶさんが主演です。

「東京芸術劇場シアターウエスト」で７月６日から７月２６日まで
「大阪・梅田芸術劇場」で７月２９日から３１日まで
の上演予定でした。


この舞台は２０１２年にブロードウェイで上演され
トニー賞５部門にノミネートされた好評の作品です。

中嶋しゅうさんは寺島さん演じるブルックの父親役ライマンを演じていました。
元映画俳優で
共和党員で
レーガン政権時代は大使もしていた
という役柄です。

その他の出演者は

佐藤オリエさんが寺島しのぶ（ブルック）さんの母親ポリー役
中村蒼さんが寺島しのぶ（ブルック）さんの弟トリッブ役
麻実れいさんが寺島しのぶ（ブルック）さんの叔母シルダ役

というキャストで
５人の実力派俳優さんのドラマです。


ストーリーとしては

久しぶりに実家に帰った娘（寺島しのぶ）は
家族がずっと昔に封印し、
お互いに語らずに来た過去を、
赤裸々に書いた回想録を出版するという。
有名人の両親は、
体面を守るために娘と激しく対立する。

『アザー・デザート・シティーズ』のHPより

ということだそうです。

公演中に中嶋しゅうさんが舞台から転落した時の様子

７月６日は公演初日だったそうです。

Yahooニュースによると

中嶋さんは舞台中央の客席にせり出した場所に座って
寺島さんと会話するシーンで、
立ち上がったところ前のめりに倒れ、
約75センチ下に落ちた。
頭から落下したとみられ、
救急搬送されたが既に意識はなく、
約2時間後に死亡が確認された。

ということです。

スタッフが心臓マッサージをして、
寺島さんが救急車を呼ぶように指示をし、

舞台自体もそのまま中止になりました。

とりあえず、7月7日～7月9日の舞台も中止で
公演チケットは払い戻しされるそうです。

その後の公演は今は未定だそうです。
後日、梅田芸術劇場HPで発表があるそうです。

舞台『アザー・デザート・シティーズ』の父親役ライマンの代役は？

この舞台、
９日まで中止になったとしても
「東京芸術劇場シアターウエスト」で残り１４回
「梅田芸術劇場」で３回の
合計１７回の公演予定があります。

それを全部中止するのは、
出演者やスタッフとしては残念なことですよね。

今まで、かなりの時間をかけて稽古や準備をしてきていることでしょうからね。


でも、もう出来上がっている舞台に
今から代役というのも
その代役になる俳優さんにはかなりの負担になるでしょうし
セリフ覚えも大変でしょう。

何より、今からスケジュールが空いている俳優さんを探すのも一苦労ですよね。

たった５人の登場人物の舞台ですから
一人でも欠けなんてことはできないでしょうし
中嶋しゅうさんの役は重要な役ですしね！

こう考えると
舞台そのものが中止になってしまう可能性も高いですね。


もし、代役を立てるとしたら、

今からでも、今月のスケジュールを抑えることができ
演じ力のある
セリフ覚えのいい
ナイスミドル世代の

俳優さんということになります。

そうなると
かなり限られてくるのかもしれないですね。

阿部サダヲさんや佐々木蔵之介さんは少し若いかな〜と思いますし

古田新太さんだと雰囲気が違うような気がします。


私の好みからいうと
吉田鋼太郎さんなんかがいいかな〜っと！

仲代達矢さんもいいですね。

でも、お二人とも売れっ子ですから、今からだと難しいのではないかと思いますが。


もし、代役を立てて舞台を続けるようなら
また追記しますね。

中嶋しゅうさんの死因は？

という事で、
７時開演の舞台で、午後８時１０分頃に転落したようです。

中嶋しゅうさんが、途中で舞台から落ち、舞台は中断。公演中止。 pic.twitter.com/xFhKpjFGYb

— miore (@mioreNewYork) 2017年7月6日

中嶋さんも年齢的にはもう高齢と言っていい歳です。
始まりから１時間ほど経ち
１幕も丁度盛り上がっていくあたりで、
思わず力が入って、足元がふらついてしまったのでしょうか？

それとも、何か、体調が悪くてめまいでも起こしたのでしょうか？

まさか、『名探偵コナン』でよく起こるような
誰かが舞台に何かを仕掛けたのでしょうか？
ってこれは、ありえませんね。


詳しいことは、現在警視庁池袋署が調べているところだそうです。

また、分かり次第追記します。

【追記】
検視の結果が出て
中嶋しゅうさんの死因は「急性大動脈解離」だったそうです。


「急性大動脈解離」とは
大動脈の内側に亀裂が入り、
その裂け目から血液が大動脈の壁を裂いて壁内に流れ込むことで
壁が内膜と外膜とに分離されてしまう病気を大動脈解離といい、
突然に発症することが多く、
その場合を「急性大動脈解離」というようです。

突然激しい痛みが胸や背中にあるそうですから、
中嶋さんも余りの痛みにステージから落ちてしまったのでしょう。

中嶋さん、普段から高血圧だったのかもしれないですね。


やはり、急な死だったということで、
ご家族の方は、
心準備もなく、
気持ちを考えるといたたまれないです。

中嶋しゅうの嫁や子供・家族について

奥さんは女優さんの鷲尾真知子さんです。

鷲尾真知子（わしお・まちこ）さんのプロフィール

生年月日　　　：　１９４９年　６月２日（６８歳）
出身地　　　　；　神奈川県
特技　　　　　：　日本舞踊
所属事務所　　：　シス・カンパニー


「劇団NLT」や「夢の遊眠社」と経て現在に至る。
ということで
１９６９年に「劇団NLT」に入団していますから
その８年後に中嶋しゅうさんが入団してきたってことですね。
中嶋しゅうさんと同じ１９８９年には退団しています。

二人はここで知り合ったんですね。

鷲尾さんといえば『大奥』での奥女中３人トリオが思い出されます。
山口香緒里さん、久保田磨希さんとの３人トリオは
「大奥スリーアミーゴス」という名前までついていました。
コミカルな演技が人気でしたよね！


【主な出演作品】
・テレビ
ドラマ『大奥』シリーズ　葛岡役
ドラマ『おみやさん』シリーズ　福成すず役
・声優
『プリンプリン物語』　ワット博士役
『うる星やつら』　サクラ役

ということで、声優さんとしても活躍しているんです。
私、知らなかったです。






子供さんについての情報は公表されてないようですね。

ひょっとしたら、

公表してないのではなくて
子供さんはいないので
特に話題になっていないだけかもしれないです。


という事で、今回は中嶋しゅうさんについて調べてみました。

実力派の素敵な俳優さんでした。

心からご冥福をお祈りいたします。